#pyconjp でWeb(WSGI)フレームワークの作り方について話してきました

昨年のPyConJPでは pandas-validator について話していたのですが、今回はトークセッションをしてきました。 Twitter見てると早速スライドを見ながら実装してくださってる方もいらっしゃって嬉しいかぎりです。

日本語のWSGIフレームワークの作り方の資料としては最もまとまっているものになっていると思うので、ぜひご活用ください。

基礎から学ぶWebアプリケーションフレームワークの作り方

WSGIの解説から始まり、ルーティング・リクエスト・レスポンス・HTMLテンプレートやミドルウェアについて順番に解説しながら、ボトムアップフレームワークを作り上げていく話をしてきました。

半分ライブコーディングみたいな形だったので、少し不安もありました。 もう少しこうやればスムーズだったかなと反省点も少しありますが、スライドとかTogetterまとめがホッテントリ入りしていたらしく、周りからの反響もよくて一安心です。

動画


2_04 基礎から学ぶWebアプリケーションフレームワークの作り方

スライド

c-bata.link

Togetterまとめ

togetter.com

Github

GitHub - c-bata/webframework-in-python: "How to develop WSGI WEB Framework" talked at PyConJP 2016

明日はマイクロソフト社さんのオフィスで、PyConJPのスプリントがありますが会場にいるので、もし質問とかあればお声がけください。

remark.js の紹介

少し話がそれるのですが、資料作りにあたって、 Remark.js が素晴らしかったので紹介。

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このように

  1. shift + c で新しいWindowを開く
  2. shift + p でプレゼンテーションモードに変更

するとうまく同期してくれます。 reveal.jsだと発表者ノートを表示するためにwebsocketのサーバを立ち上げないといけませんが、こちらは必要ありません。Github Pagesでも上のスライドのリンクのようにそのまま動かせます。

  1. Markdownでかけて
  2. CSSで簡単にスタイルを修正できて
  3. Github pagesで簡単に発表者ノート毎表示できます。

最高です。

全体的な感想

  • 1日目のパーティで沢山の方にお声がけいただけました。有名人になれたみたいで嬉しかったです。このブログすごい参考にしてますと言ってくださる方もいらっしゃったのでしっかり更新続けないとなと思いました
  • スピーカーパーティの時にPyDataの山本さんという方とお話したのですが、xgboostや競馬予測に関して本当に面白い話をお聞きすることができました。データ系に詳しい参加者がたくさんいて、普段Webをやっている人間もデータ系の全く知らなかった話を知っていけるのは、Pythonのカンファレンスならではですね。
  • 非同期に関して色々と知りたいこと・よく分かってないことが多いのですが、スピーカーパーティの時にjbkingさんからめちゃくちゃ丁寧な解説をいただきました。本当に面白くてコードを書くモチベーションがめちゃくちゃ高くなってしまった。
  • 来年は非同期で高速なWebフレームワークに関して発表したい

以上、おつかれさまでした。

エキスパートPythonプログラミング改訂2版

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