JUnit勉強内容まとめ1(とりあえずテストの流れを確認)
JUnitを使ってみたかったので勉強。これを使うとJavaのテストを行うことができます。 Javaの開発効率が格段に上がるとのことなので,個人的にどんどん使っていきたいツールの一つです。
とりあえずやってみる
まずはJUnitのテストを行うためのクラスを作成。
package test; /** * 足し算,引き算を行なうクラス * JUnitテスト用 */ public class Counter { public int add(int num1, int num2){ return num1+num2; } public int subtract(int num1, int num2){ return num1-num2; } }
次に,「パッケージ・エクスプローラー」ビューで↑のクラスを右クリック→「新規」→「JUnitテスト・ケース」を選択。すると↓のような画面が表示されます。
ここでは,すでに必要な項目が入力されているので,「次へ」を選択。するとメソッドを選択する画面が出てきます。
ここでは,Counterクラスのaddメソッドとsubtractメソッドをテストするので,↑のように選択。 「完了」を押します。
JUnitのテストケースをコンパイル,実行するにはJUnitのライブラリ(junit.jar)をビルド・パスに含める必要があるのですが,Javaプロジェクトのビルド・パスにこれが含まれていない場合次の画面が表示されます。
ここでは,「JUnit4ライブラリをビルド・パスに追加」を選択して「OK」を選択。するとパケージエクスプローラービューにCounterTest.javaが追加されます。 そのファイルを書き換えることでテストコードを作成します。
package test; import static org.junit.Assert.*; import org.junit.Test; public class CounterTest { @Test public void testAdd() { Counter counter = new Counter(); assertEquals(3, counter.add(1, 2)); } @Test public void testSubtract() { Counter counter = new Counter(); assertEquals(1, counter.subtract(1, 2)); } }
↑のように書き換えたら,パッケージエクスプローラービューでCounterTest.javaを選択し,右クリック→「実行」→「JUnitテスト」を選択。
JUnitビューを見てみると,エラーがあった場合には赤色のバー,テストがうまく行った場合には緑色のバーが表示されます。↑に示したソースコードでは「障害とレース」のところに↓のように表示されます。
junit.framework.AssertionFailedError:expected:<1> but was:<-1>
"1"を期待していたのに,結果が"-1"となっていることが分かります。これを元に,Counterクラスを書き換えてエラーが出なくなったらOKです。
とりあえずここまででJUnitのテスト方法の流れがおおまかにわかったので,次回はJUnitを扱うのに必要なことを勉強していきます。
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